明日は横浜市長選に投票に行ってから、お台場みんなの夢大陸行ってきます。そのあと銀座の伊東屋(「さし旅」にも出ていました)と錦糸町のダイソー(「がっちりマンデー!」にも出ていました)にも行く予定です。「めざましテレビ」の「イマドキ」で紹介されていましたが今年のお台場のプールは夜も営業しているそうです。横浜市長選は自民党系(初当選時は民主党系だった)の現職(林文子)が優勢ですが、カジノ&中学校給食(ハマ弁)はどうなっちゃうのでしょうか?昨今の自民党不信で都議会選(都民ファーストの会(小池新党)が圧勝)・仙台市長選(野党統一候補が勝利)と自民党が連続で敗北しているから横浜市長選の結果に注目したいです。(ぉぃ)
今回は箱根観光や小田原市民の足である箱根登山バスの写真を公開します。
箱根登山電車の小田急1000形、箱根登山ケーブルカー&ロープウェイ&海賊船も合わせて見てください。
箱根登山バスは神奈川県・首都圏を代表する大型観光地箱根の観光路線バスや神奈川県西部の小田原市周辺のローカル路線バスを中心に運転する小田急グループのバス会社で、明治時代にたった5台のバスでスタートしました。
もともとは小田原電気鉄道(現在の箱根登山鉄道)と連携して箱根に来る外国人のための貸切バスで営業を始めましたが、その後路線バスにも参入しました、関東大震災での壊滅的な被害や箱根登山電車との競合もありましたが、その後箱根登山鉄道のバス部門と統合し、戦時中には箱根登山鉄道に一本化されるとともに東急系列になりましたが戦後の大東急解体で箱根登山電車&バスは江ノ電や神奈川中央交通と一緒に小田急グループになりました。しかし戦後になると小田急・東急と西武グループの対立(箱根山戦争)が発生し、西武グループの伊豆箱根鉄道が作った有料道路に箱根登山バスの乗り入れさせないなど泥沼争いになりましたが、その後争いは終息し小田急と西武の関係も和解しましたが、一方でマイカー普及で箱根に電車・バスで来る観光客が減少し登山バスも厳しい経営を強いられました。その上箱根登山バスは一部エリアで同じ小田急グループの神奈川中央交通や東海バスと営業エリアが重複していたため、1996(平成8)年に秦野市周辺のバスは神奈川中央交通子会社の湘南神奈交バス(現神奈川中央交通西)に、2002(平成14)年には静岡県三島・沼津のバスは東海バス系列の沼津登山東海バス(現東海バスオレンジシャトル)に、熱海周辺のバスは同じ東海バス系列の伊豆東海バスにそれぞれ移管され、残った小田原・箱根・湯河原周辺のバスも箱根登山鉄道から独立して箱根登山バスとして再出発しました。
また、2010(平成22)年からは伊豆箱根と共通のアルファベットの路線記号を設定し、分かりやすく利用できるようになりました。
路線記号は、以下の通りです。(事業者名が併記していない場合は箱根登山バスです)
T:桃源台線(小田原駅〜箱根湯本駅〜仙石〜桃源台(湖尻))
TP:桃源台線(ポーラ美術館行き)(小田原駅〜箱根湯本駅〜仙石〜ポーラ美術館)
H:箱根町線(小田原駅〜箱根湯本駅〜小涌園〜箱根町港)
L:アウトレット・時之栖線(箱根湯本駅〜仙石〜御殿場プレミアム・アウトレット〜時之栖 御殿場高原ビール)
G:御殿場線(小涌園(ユネッサン・天悠)〜強羅駅〜仙石〜御殿場駅)
S:観光施設めぐりバス(小塚林道経由)(小涌園(ユネッサン・天悠)〜強羅駅〜ポーラ美術館〜湿生花園前〜御殿場プレミアム・アウトレット)
M:観光施設めぐりバス(宮城野経由)(小涌園(ユネッサン・天悠)〜強羅駅〜宮城野〜湿生花園前〜御殿場プレミアム・アウトレット)
K:箱根旧街道線(箱根湯本駅〜畑宿〜元箱根港)
R:箱根新道線(小田原駅〜箱根湯本駅〜箱根新道〜元箱根港)
F:芦ノ湖スカイライン線(桃源台〜芦ノ湖スカイライン〜箱根町港)
Y:強羅線(強羅駅〜小田急山のホテル〜箱根町港)(土休日1往復のみ)
W:新宿・箱根線(小田急箱根高速バス)(新宿駅〜御殿場駅〜仙石〜桃源台〜箱根園〜小田急山のホテル)
V:羽田線(小田急箱根高速バス)(羽田空港〜横浜駅〜御殿場駅〜仙石〜桃源台)
D:羽田・湯本線(小田急箱根高速バス)(羽田空港〜横浜駅〜箱根湯本駅〜ホテルはつはな前)
N:三島線(東海バスオレンジシャトル)(三島駅〜三島スカイウォーク〜元箱根)
J:湖尻・箱根園線(伊豆箱根バス)(小田原駅〜箱根湯本駅〜大涌谷〜箱根園)
Z:箱根・関所線(伊豆箱根バス)(小田原駅〜箱根湯本駅〜芦の湯〜箱根町)
U:国道・箱根園線(伊豆箱根バス)(小田原駅〜箱根湯本駅〜芦の湯〜箱根園)
P:バイパス線(伊豆箱根バス)(箱根園→箱根新道→小田原駅)(小田原方面のみ)
E:元箱根・箱根園線(伊豆箱根バス)(元箱根〜箱根園)
ちなみに・・・湯河原・熱海発着の路線および東京駅や池袋駅・大宮駅発着の高速バスに路線記号はありません。
箱根登山バスのカラーリングは白地に青と水色と赤のラインでしたが、21世紀になってからは「ハートフルとざん」色や試験塗装もありましたが、2010(平成22)年以降の新車は小田急箱根グループのイメージカラーの朱色とクリーム色のツートンになりました。観光施設めぐりバスには箱根の名所イラストをあしらったデザインやレトロなデザインの専用車両が使われています。観光施設めぐりバスなどが折り返す強羅(OH57)駅前には珍しいバス専用のターンテーブルがあります。強羅周辺の道路が狭いから設置したそうです。
箱根登山バスは前乗り前降り方式で、中ドアは基本的に車いす専用です。箱根エリアの観光路線では「箱根フリーパス」を使うことができるほか、全路線バスで交通ICカードのPASMO・Suica・Kitaca・toICa・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけんを使うことができます。行先と経由地と箱根エリアの路線記号を表示するLED行先表示は側面フルドット仕様ですが、スクロール表示しない上に側面は4停留所までの表示みたいです。箱根登山バスのLED表示器のメーカーはクラリオン製みたいです。(ちなみに・・・同じ小田急グループの小田急バスはオージ製(新車のフルカラーLEDもオージ製)・神奈川中央交通はパラサイン(交通電業社)製(厚木と厚木北(上荻野)の白色LEDもパラサイン製ですが舞岡・平塚の白色LEDはレシップ製)です)
箱根登山バスは、これからも箱根への観光客や小田原市民に利用してほしいです。