出雲へ行く特急「やくも」号の写真です。
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ハッピーハロウィン!
日本ハム優勝で幕を閉じた今年の日本シリーズですが、視聴率は広島が全勝しました。そして、日ハム優勝決定試合は関東・関西・札幌・広島すべてで驚異の高視聴率を獲得しました!今年の日本シリーズは盛り上がれて良かったと思います。
今日放送の「痛快TV スカッとジャパン」のぶりっ子キャラのSKE48須田亜香里(あかりん)と女子高生役の桜井日奈子ちゃん可愛かったです。スカッとはりなっしー(中村静香)をはじめとするぶりっ子キャラと葵わかなちゃんをはじめとする女子高生役のキャスティングがうまいと思います。(ぉぃ)
今回は岡山から出雲に向かう特急「やくも」号で使われている381系電車の写真を公開します。
381系は山がちな地形からカーブや勾配が多い日本の線路での高速運転のため、曲線通過速度を向上できる振り子式の特急電車として誕生し、中央線の「しなの」・紀勢線の「くろしお」・伯備線の「やくも」で導入されました。
振り子機能を作動させやすいように、車体をアルミで軽量化したほか冷房装置も床下設置になりました。窓の日よけはベネシャンブラインドを採用していましたが、リニューアルで普通のカーテンに変更されました。振り子式台車は国鉄では珍しい車体直結式です。
「やくも」は3列車で一番最後に投入され、当初は製造費が高い381系ではなく上越新幹線開業で余った183系を転用することも考えられてたそうです。
最初はクリームと赤の国鉄特急色でしたが、「スーパーやくも」運転開始と同時に専用車両は紫系の新色に塗装変更され、そのときにパノラマグリーン車も登場しました。パノラマグリーン車は座席が2列+1列に変更されました。のちに普通車のシートピッチ拡大とともに「スーパーやくも」で使わない車両は緑系統のカラーリングに変更されましたが、冷房用のダクトが設置されている関係上窓側に座席がない列も出ました。そして「ゆったりやくも」として再リニューアルされることになり、座席の変更やトイレの洋式化が行われたほかカラーリングも沿線の大山と出雲大社をイメージした赤と白と緑の組み合わせになりました。ちなみに・・・その時点で愛称は「やくも」に統一されていて「スーパーやくも」という列車は現存していません。
「やくも」は山陽新幹線が岡山まで開業した1972(昭和47)年に首都圏や京阪神から米子・松江・出雲への速達性確保のためにキハ181系で運転を開始し、1982(昭和57)年の伯備線・山陰線電化に伴い381系に置き換えられました。
先輩の「しなの」は383系・「くろしお」も283系・287系・289系(683系の直流専用化改造車)に置き換えられたため、「やくも」は最後の381系特急です。
出雲大社への参拝にもビジネスにも、この特急を積極的に利用してほしいです。