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オーシャンアローではない方の南紀行き特急「くろしお」の写真です。

JUGEMテーマ:鉄道

 

上越新幹線向けE7系登場!でも見た目は北陸新幹線(長野経由)と変わりませんね。上越新幹線でも早く新型が定着してほしいです。(ぉぃ)

 

以前283系「オーシャンアロー」の「くろしお」の写真を公開しましたが、今回は287系&289系の「くろしお」の写真を公開します。

289系の北近畿バージョン、289系の原型となった北陸特急683系も見てください。

 

大阪から南紀へのアクセス列車は戦前から運転されていて、日本最古の私鉄として有名な南海鉄道(現在の南海電鉄)に対抗するために京阪電鉄が設立し阪和間の高速電気鉄道として開通した阪和電気鉄道(現在のJR阪和線)が阪和天王寺(現在のJR天王寺(JR-R20))〜阪和東和歌山(現在のJR和歌山(JR-R54))〜白浜のルートで国鉄紀勢線直通の快速「黒潮」号を運転開始し、追って阪和電鉄に対抗する形で南海も南海難波(NK01)〜南海和歌山市(NK45)〜白浜で同じ列車を運転開始しました。両方とも阪和・南海線内は電車が客車をけん引して高速運転を行い、国鉄紀勢線内ではSLが客車をけん引するユニークな運転形態で知られています。だが南海鉄道と阪和電鉄の過剰競争に加え、阪和電鉄は巨額の投資に反して利用が低迷し経営難になった上に粉飾決算も発覚したこともあって阪和電鉄の原型となった新京阪鉄道(現在の阪急京都線)同様に親会社の京阪電鉄の経営悪化の原因になり、そのことから南海が阪和電鉄を買収して「南海山手線」に変えましたが、戦況悪化によって白浜へのリゾート列車は不要不急扱いされ切り捨てられるとともに南海山手線も国有化させられ現在の阪和線になり、その南海鉄道も現在の近鉄の前身である大阪電気軌道や参宮急行電鉄などが合併して成立した関西急行鉄道と一緒に新会社近畿日本鉄道に新設合併される形で会社解散してしまいました。戦後は現在の南海高野線の登山区間を建設した高野山電気鉄道に旧南海鉄道の路線を譲り受けることによって南海電気鉄道が新しく誕生しました。

戦後は阪和線が国有化されたこともあって阪和線と紀勢線の一体化が始まり、早速南紀直通の夜行準急を運転開始し、1958(昭和33)年からは現在の特急「くろしお」の原型となる準急「きのくに」が誕生し、1965(昭和40)年に名古屋(CJ00)〜天王寺を関西線・紀勢線・阪和線経由で結ぶ特急「くろしお」が誕生しました。デビュー当初はキハ82系で運用されていました。そして元祖ディーゼル特急で「はつかり、がっかり、事故ばっかり」でも有名なボンネット型キハ81形最後の列車としても有名です。

そして1978(昭和53)年に紀勢線和歌山〜新宮の電化が完成すると「くろしお」は振り子特急381系を導入すると同時に天王寺〜新宮での運転になり、非電化で残った区間がある名古屋〜紀伊勝浦間はキハ82系の「南紀」に分割されました。

その後大阪環状線と梅田貨物線を経由して京都(JR-A31)・新大阪(JR-A46)への乗り入れを開始したり、中間車の先頭車化で誕生したパノラマグリーン車を連結した「スーパーくろしお」の登場や、「オーシャンアロー」の愛称を持つ283系の登場、そして381系の287系&289系への置き換えを経て現在に至っています。しかし振り子車の381系を非振り子車の287系&289系に置き換えたことによって所要時間は少し伸びました。それでも381系登場時よりは短くなっています。

287系は北近畿地区の485系改造183系や紀勢線の381系を置き換えるために投入された車両で、振り子式車両ではないですが223系や683系といったJR西日本の従来車両と設計を共通化させることによってコスト削減をはかった標準型特急電車です。南紀白浜を代表する観光地で動物園と水族館と遊園地が合体したテーマパーク「アドベンチャーワールド」とコラボした「パンダくろしお」もあり人気を集めています。「くろしお」の付属編成は北近畿地区に貸し出される場合もあり効率よく運用できます。

一方で289系は残った381系の置き換えのために北陸新幹線開業で余った683系を直流専用に改造した車両ですが、同じ「くろしお」でも381系や283系や287系に比べると見劣り感も否めません。

287系・289系ともに「くろしお」仕様は381系リニューアル車や283系に合わせた青緑色帯、北近畿仕様は183系や381系やキハ181系をイメージしたえんじ色帯です。「くろしお」用の289系は平成最後のJR大ダイヤ改正である2019(平成31)年春のダイヤ改正で登場する兵庫県方面への通勤特急「らくラクはりま」でも使用されます。

381系や283系のグリーン車は全室でしたが、287系のグリーン車は半室になり、289系のグリーン車は当初は683系時代からの全室でしたが現在は半室に改造されています。

特急「くろしお」は南紀への観光にも和歌山県民の通勤にも積極的に利用される列車であってほしいです。

特急くろしお1

特急くろしお2

東横ライナー=葉月さくら * 写真 * 20:50 * comments(0) * - * pookmark

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